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手足の浮腫みの原因について

薬を持っている人

人の体は多くの細胞で作られています。
そして、細胞のほとんどは水分でできています。
この水分から、血液やリンパ液がつくられ、心臓の働きにより全身に血液が循環することで、血液から尿や粘液といった老廃物が作られて、これらを排泄すると、また水分を摂取するというサイクルを繰り返して生活しています。
しかし、心臓から血液を送り出す機能が低下すると全身を循環する血液の流れは悪くなります。

これが長期間続いていくと、血管内の血液量が増加し、血管内の水分が細胞内へしみ出ることになります。
こうなることで、手や足は腫れ、いわゆる浮腫みといわれる状態になります。
手や足の浮腫みだけでおさまるなら血液の循環を促すために定期的に運動をすることで効果的ですが、心臓の機能が低下して生じている場合は、治療が必要になってきます。
心不全になると、手や足の浮腫みにとどまらず体内にも水分が溜まり、肺に水が溜まると呼吸困難になりますし、お腹に水が溜まると腹水になります。

このような症状を緩和するためにまず行われるのが、薬で体内に溜まった水分を排泄して取り除く治療です。
この治療でよく使用される薬がラシックスといわれる強力な利尿薬です。
腎臓に作用して尿量を増やし、体内に溜まった水分を取り除きます。
その結果、浮腫みが取れ、血圧が下がり、同時に心臓の負担も軽くなり症状が和らぎます。
ラシックスには内服薬と点滴薬がありますが、まずは内服薬から治療されることが多いです。
ラシックスが投与されると、尿量やトイレの回数が増えるため、外出時には注意する必要があるのと、尿が増えることで血管内の血液量が減るため、血圧が低下してめまいや転倒を起こす危険があるため、ラシックスの内服の際には、医師や薬剤師に相談する必要があります。

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